FacebookのマーケティングはBCEIで!

さて、今回のテーマは、Facebookのマーケティングを行う際のポイント「BCEI」です。

BCEIとは、Facebookのマーケティング活動のプロセスを略号として表したものです。

従来のウェブサイトのマーケティングと
Facebookのマーケティングでは成功パターンが違うことから
このBCEIをうまく回すことが大切だと考えられています。

BCEIとは、

Build   : 製品や企業のFacebookページの開設
Connect  : Facebookへの広告を活用してユーザーとつながる
Engage   : 投稿によりユーザーと適切に交流をはかる
Influence : ユーザー自身が拡散してくれそうな投稿やコミュニケーションを継続

のことです。

このプロセスを1つ1つしっかり行うことで、
Facebookマーケティングの最大化を図ります。
Facebookのマーケティングでは、ユーザーとの交流を適切に行うことで、
信頼関係を築くことが大切です。

1つ1つの投稿は、それぞれの企業らしさ、ブランドらしさを
うまく演出することで、「親密さ」「信頼」「楽しさ」「共感」などで
ファンとの関係を温める必要があるのです。

逆に、ユーザーの信頼を損ねるような行動や発言、対応を行うと
あっという間に「炎上」の憂き目にあうリスクがあるのです。

従来のウェブマーケティングでは、主体が企業・広告主でしたが、
Facebookのマーケティングではどちらも主体で
関係性はイーブンという前提で考えないと失敗してしまうのです。

また、今では、Facebookマーケティングは一人で行うのではなく、
組織的に行うようになっています。
そのために、BCEIのプロセス1つ1つで、あらかじめ方針やルールなどを細かく設定しておくことが大切になっています。

医療用医薬品では、薬機法や業界内の規則など、情報を発信する際にはかなり厳しいチェックが必要であることから、FacebookをはじめとするSNSを活用したマーケティングは活発ではありません。

しかし、SNSは社会のコミュニケーションの1つのプラットフォームとしての地位を確立しています。

そのため、医薬品マーケティングやDTCマーケティングでも
可能なモデルを作り上げていく必要があるのではないでしょうか。

このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。