さて、今週のテーマは、「エバーグリーンコンテンツ」です。
エバーグリーンコンテンツとは、その名前から想像がつくとおり、流行に左右されず、時間が経過してもその価値を失わない、有用なコンテンツです。
エバーグリーンコンテンツは、普遍的な価値を保つコンテンツなので、大きな更新・修正が不要です。
自社のウェブサイトのエバーグリーンコンテンツが検索画面で上位表示できれば、低コストで良質のアクセスを集めることができます。
医薬品のコンテンツや疾患啓発のコンテンツでは、症状や原因、治療法が確立しているものは頻繁な更新が不要なので、エバーグリーンコンテンツになりやすいのです。
一般的には、問題を解決するためのノウハウ、FAQ、製品やサービスのユーザーガイドなども、エバーグリーンコンテンツのテーマに向いています。
逆に、ニュース、プレスリリースなどはエバーグリーンコンテンツのテーマとして不向きです。
エバーグリーンコンテンツのメリットは、集客効果が高いことや見込客づくりにも役立つ上に、企業イメージのアップにもつながることです。
コンテンツマーケティングが活発化し、オウンドメディアの重要性が高まる中では、いかにエバーグリーンコンテンツをたくさん持つかが求められています。
それは、製薬企業の医師向けコンテンツでも患者さん向けの疾患啓発コンテンツでも同じではないでしょうか?
エバーグリーンコンテンツには、グーグルなどの検索エンジンで長期間上位に表示されるために、最低限、質が高いことが求められます。
しかし、今や製薬企業が掲載しているコンテンツは、ほぼすべてが質の水準が高いものです。
そんな状況の中で今あるコンテンツをどうすれば、エバーグリーンコンテンツにできるのでしょうか?
次回、その点についてご紹介します。
このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。