動画マーケティングが加速!?フェイスブックウォッチとは?

今回は、「Facebook Watch」のご紹介。

今年の8月29日、Facebookが日本を含む全世界で、Facebook Watch(ウォッチ)のサービスの提供を開始することを発表しました。
これによって全世界で20億人、日本で現在約2800万人存在するユーザーすべてが、Facebook上で新しい動画を見ることができるようになりました。

この機能で、Facebook上のWatchフィードから、エンターテインメント、スポーツ、ニュースなどの動画を検索し視聴することができるのです。
また、自分が好きなクリエイターをフォローしたり、友だちやファン同士、
クリエイター本人たちとの会話も可能です。

Facebookは、1年前にアメリカで「Watch」の展開を開始し、継続してアップデートを行い、満を持して世界にこの機能をリリースしました。

今後、このサービスが拡大して成功するのか、
それとも失敗するのかは議論が分かれているようです。

動画を主軸としたプラットフォームは、YouTube(ユーチューブ)、
Netflix(ネットフリックス)やAmazon Prime(プライム)が先行しています。
また、Facebook傘下のInstagram(インスタグラム)ブランドの「IGTV」も
2018年6月にリリースされています。
このようにすでに競合も多い中で、今さら感のあるFacebook Watchが
成功する可能性は低いという見方があります。

一方、Facebook Watchは、プロコンテンツにも力を入れていて、
アメリカではWatch番組を制作するパブリッシャーに、
Facebookからのコンテンツ制作の支援金が用意されています。
また、Facebookユーザーは、全世界で20億人以上もいるので、
そのインパクトは大きく、成功もありえるという見方もあります。

今後、どうなるかはわかりませんが、ウェブマーケティングや
SNSのコンテンツの動画化にますます拍車がかかりそうです。

医薬品のウェブマーケティングやDTCマーケティングでも
動画のウエイトが高まっています。

医薬品業界以外の動画のプラットフォームや制作ノウハウなどからも、
医薬品の動画マーケティングの為に、学ぶ点は多いのではないでしょうか?

このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。