インサイドセールスはMRのサポート?メリットとデメリット!

さて、今回は、インサイドセールスのメリットとデメリット。

インサイドセールスとは、最近注目されている見込み顧客に対して行うメールや電話・Web会議ツールなどを活用する新しい営業手法のことでした。

この手法は、マーケティングと営業の資源の最適化が目的でした。

そんなインサイドセールスのメリットとデメリットは何でしょうか?

インサイドセールスのメリット

1)営業効率のアップ
インサイドセールスがうまく機能すると、営業マンは確率の高い見込み客への訪問と商談ができるようになります。
また、訪問・商談・提案などの職務に集中できるため、成果が上がりやすくなります。

2)組織的営業力の向上
インサイドセールスで顧客データがしっかりと管理できると、
経験値やノウハウが共有化され、組織全体のマーケティング力&営業力の強化が図れます。
また、顧客との関係性の属人化を避けることもできます。

3)無駄の削減&コストダウン
顧客開拓を営業部門に丸投げすると、
飛び込み営業や確度の低い潜在顧客への訪問等、時間や移動コストなどの無駄が多くなります。
インサイドセールスがうまく機能すれば、コスト削減が可能です。

インサイドセールスのデメリット

1)経験知とノウハウの蓄積に時間を要する
まず最初に、インサイドセールスを導入してもノウハウが無いため最初からうまく機能しないことが多々あります。
試行錯誤しながら、時間をかけてノウハウを蓄積していくことが必要です。

2)マーケティング部門や営業部門との適切なコミュニケーションが無いと機能しない
インサイドセールスは、マーケティング部門や営業部門の間に入るので、
両部門との情報共有やコミュニケーションがうまくいかないと機能しなくなってしまいます。

3)システム導入にコストがかかる
見込み客とのコミュニケーションをとるためには、
顧客管理システムやコミュニケーション支援システムなどインサイドセールスのためのシステム構築が必要となります。
導入にはそれなりのコストがかかりますし、環境変化などに応じたアップデートも必要です。

このようにインサイドセールスを導入するには予め想定できるデメリットを理解し、対策を打つことも必要です。

インサイドセールスは、医薬品マーケティングやMR活動の強化につながる可能性がある手法です。
顧客獲得のため、将来を見据えた検討も必要ではないでしょうか?

このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。