DTCマーケティングでもリンク対策は必要?

さて、コンテンツ重視のDTCマーケティングは下記の5つのサイクルです。
1.コンテンツ
2.内部最適化
3.外部リンク
4.アクセス数アップ(トラフィック)
5.エンゲージメントの最適化

今回は、3つ目の「外部リンク」です。

かつては、他のサイトからリンクさえしてもらえば、上位表示できたため、
自作自演リンクが横行していました。
そんな状況から、最近は、Googleのアルゴリズムが「コンテンツ重視」へと変化しました。

とは言っても、今もリンクは大切です。

そんなリンク対策は、「被リンク対策」と「発リンク対策」に分かれます。

1)被リンク対策
関連のあるサイトから被リンクをもらうこと、
影響力のあるサイトから被リンクをもらうことで、
大きな効果を得ることができます。

疾患啓発のサイトの場合、
可能なら学会や大学病院のウェブサイトからリンクを貰えば大きなプラスです。
なぜなら、こうした機関はトラストフローが高いことから、
自社サイトのプラスポイントも高くなるためです。

学会や大学に被リンクが可能かどうか依頼することも1つの方法です。

2)発リンク対策
これまで、発リンクは「パワーを相手に与える」ことになるので、
SEO的にはあまり有効な手段ではありませんでした。
しかし、最近は、自社サイトから外部ドメインのサイトへの
発リンクも評価されるようになってきました。

そのポイントは、
・信頼できるウェブサイトに発リンクしているか?
・関連性のあるウェブサイトに発リンクしているか?
の2点です。

これは、製薬企業のウェブサイトや、疾患啓発のウェブサイトでは、
意識せずともできていると思います。
大学や学会のウェブサイトへのリンクや、
リンク集のページを用意すればよいのです。
被リンクの依頼よりは、発リンクの方がハードルは低いと思います。

厚労省やWHOなども良い発リンク先となります。

ただし、メインとなるページ、
つまり「上位表示を目指す目標ページ」から外部リンクをたくさん貼ると、
「パワーを与え過ぎ」になってマイナスになります。

発リンクは、メインとなるページから2~3件くらいに留めるのがよいでしょう。

このように、「被リンク」と「発リンク」が今でもSEO対策に有効な手段の1つなのです。

このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。