さて、今回のテーマは、「モバイルディープリンク」です。
モバイルディープリンクは、モバイル中心の現在、
医薬品マーケティングでも使う必要がありそうです。
まず、ディープリンクとは、あるWebサイトから
「別のWebサイトの特定ページ」に直接リンクするものです。
つまり、見せたい広告やコンテンツページにダイレクトにリンクすることです。
モバイルディープリンクは、Webサイトなどから「別のWebサイトの特定ページ」だけでなく、「スマートフォンアプリの特定ページ」に直接移動することができるリンクのことです。
最近では、スマホの利用率が高まり、多くのユーザーは検索、通信販売、
情報チェックのためにスマホを利用しています。
そこで、企業のウェブサイトでもスマホを優先したり、
アプリを提供することが増えています。
そんな背景から、アプリ内の特定のページに直接移動できる
モバイルディープリンクの重要性が高まったのです。
なぜなら、モバイルディープリンクでWebサイトやアプリ利用者の
利便性を向上させることで、コンバージョンやエンゲージメントの向上が
期待できるからです。
具体的にモバイルディープリンクのあるなしで画面遷移を比較すると
●モバイルディープリンク なし
ユーザーが、ウェブ上で広告をタップしたときに、
アプリのトップページが起動されるので、
「広告表示⇒アプリ起動⇒商品(コンテンツ)検索⇒購買(閲覧)」
というステップが必要で、手間がかかります。
●モバイルディープリンク あり
ユーザーが、ウェブ上で広告をタップしたときに、
アプリ内の目標ページに遷移するため、
「広告表示⇒商品またはコンテンツ表示⇒購買(閲覧)」
となり、ストレスが少なくなります。
グーグル、フェイスブック、アップルなどは、広告にモバイルディープリンクを実装させるサポート機能を提供しています。
ITの技術的な知識は必要ですが、モバイルディープリンクの設定は
それほど難しくなさそうです。
医薬品のウェブマーケティングでも、モバイル中心になればアプリの重要性が高まります。
今後、医薬品のウェブマーケティングでもモバイルディープリンクが
必要になるのではないでしょうか。
このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。