さて、今週は「パノラマコンテンツ」を取り上げます。
「パノラマコンテンツ」とは、「全天球動画」「360度動画」などとも呼ばれます。
その名の通り、360度、つまり全方位どこからでも、
好きな視点から見ることができる動画のことです。
一番わかりやすい例は、グーグルのストリートビューです。
マウスや画面をタッチすることで、見る角度や向き、傾きの操作が可能です。
「360度動画」で検索すると、以下のようにたくさんのコンテンツが出てきます。
↓↓
http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=360%E5%BA%A6%E5%8B%95%E7%94%BB&tid=37fb6c44121a04c66656d68f2395d080&ei=UTF-8&rkf=2&dd=1
ここ数年、動画のマーケティングが活発化している中で、
パノラマコンテンツは、
普通の動画よりアトラクティブな動画が作れる可能性が高いことで注目を浴びています。
かつては、
・動画制作のコストも高いこと
・自社Webサイトに埋め込んで配信する必要があったこと
といった理由から普及は緩やかでした。
しかし、今では
・低コストで動画を作成するサービスが増えつつあること
・YouTubeでアップロード、配信できるようになったこと
などから、普及速度が速くなってきました。
<参考:YouTube 360度動画のアップロード方法>
https://support.google.com/youtube/answer/6178631?hl=ja
医薬品マーケティングで考えた場合、手術などの動画や医薬品の体内動態のメカニズムを
体内の色んな視点で見ることができるパノラマコンテンツなどができそうですね。
このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。