- 今回は、「PIP」を紹介します。
最近、ウェブサイト上で「映像」「音声」などの「リッチコンテンツ」を使ったプレゼンテーションが増加してきましたが、「PIP=Person In Presentation」は、その手法の一つして普及しつつあります。最近、製薬企業のウェブサイトや医学系のポータルサイトなどでよく見られる手法で、ランチョンセミナーの映像の配信や国際学会などに参加されている医師に現地でインタビューした映像を配信するケースが増えているのはご存知かと思います。こうした映像にも「人=医師」が出ているのですが、これらは「PIP」とは呼びません。「PIP」とは、「人」がウェブサイト上の映像に登場することを前提に、1. クロマキー処理などにより、「人の映像」と周辺画面が分かれている。
2. ビデオ撮影した人物が、そのプレゼンテーション上で、ウェブサイトの閲覧者にガイド的に話しかけるように説明している。ものを言います。
「PIP」は文章による説明だけではわかりにくいウェブサイト上の「会員登録」など閲覧者に「アクション」「作業」を求めることを、「人による説明」を付加することで、わかりやすく説明しようとする際に、使うケースがあります。
これは、証券会社や銀行などが、会員登録を促す際、多くの個人情報を入力する必要があって閲覧者が「めんどう」「わかりにくい」などと感じることを防ぎ、わかりやすくナビゲートすることで閲覧者の「アクション率」を向上させることを目的に活用されます。また、CGなどとの組み合わせで、コンテンツをよりアトラクティブに見せ、「説得力」「共感」を高める場合などにもPIPを使うケースがあります。
医薬品マーケティングでは、製品のディテールを、PIPで実施することで、「興味」や「採用」促進に応用できるでしょう。つまり、CGや図表に加えて、人が直接話しかけるように、画面内で身振り、手振りを交えて説明することで、親しみやすいプレゼンテーションが可能となり、閲覧者の興味、理解を深めることが期待できます。
また、閲覧者にとっては「提供者の顔」が見えることで、安心感や共感を得ることができるのも利点の一つにあげられます。それでは、実際に「PIP」の例をご覧いただくことで、これまでのウェブサイトとの違いを確認いただけると思います。
こちらは法律関連の総合出版社のウェブサイトですが、「PIP」を利用して、提供されているサービスの説明をされています。
実際の「PIP」利用例をクリックしてごらんください
(開いた画面より「ストリーミングビデオはこちら」をクリックされますと「PIP」がスタートいたします。)今後、医薬品マーケティングにおいても、PIPにより製品の採用プロセスを強化することが可能になることでしょう。
是非、今後のe-マーケティングの選択肢の一つとして、ご検討されてはいかがでしょうか。~PR~
当社では、株式会社Jストリームとのコラボレーションにより、「PIP」コンテンツの製作サービスを提供しております。
コンテンツシナリオの作成、ビデオ撮影、アニメーション制作、「PIP」コンテンツの制作からウェブサイトでの配信まで、必要な作業を全ておこないますので、お客様のご負担を最小限に押さえることが可能なサービスとなっております。
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