さて、今回は「疾患啓発サイトで行いたい効果の高いSEO対策」をとり上げます。
前回は、効果の少ないSEO対策のワースト10をとり上げました。
そのワースト10とは下記の通りです。
1位:ドメインにキーワードが含まれている
2位:AMP対応できている
3位:サイトの古さ
4位:URL内のキーワード
5位:事実に基づいた正確なコンテンツ
6位:サイテーション(被リンクなしの他サイトでの言及)
7位:クエリ(検索キーワード)と関連の深い動画や画像
8位:ユーザーのウェブ内での行動履歴(クリック率・直帰率・エンゲージメント)
9位:外部サイトへの発リンク
10位:ページ内にある関連語同士の場所、出現頻度、距離
では、効果の高いSEO対策ベスト10はというと、次の通りです。
1位:クエリ(検索意図あるいは検索された文章)との関連性
2位:被リンク元の質
3位:クエリ(検索意図)と関連のある言葉(共起語)がコンテンツに含まれている
4位:ドメインのE-A-T『Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)』
5位:モバイル対応度
6位:クエリ(検索された文章)がコンテンツに含まれているか?
7位:事実に基づいた正確なコンテンツ
8位:ホストドメインのリンクの質
9位:コンテンツページのE-A-T
10位:ページ内にあるコンテンツと関連のある動画や画像の質と量
です。
この結果を見ると、「いかに検索意図にあっているか」と「ウェブサイトの信頼性」が特に評価されているようです。
ただ、ワーストでも5位だった「事実に基づいた正確なコンテンツ」がベストでも7位にランクインしています。
本来は、これが効果の高い対策の中で、もっと上位であっても良いと思いますが、そうではないようです。
最近、疾患などのワードで検索をしたとき、
「なぜこのキーワードでこのウェブサイトが上位なの?」
と感じることがありますが、グーグルの評価が「事実に基づいた正確なコンテンツ」を軽視しているからでしょうか。
個人的には、今のアルゴリズムにはユーザーとしても疑問や違和感を感じることがあります。
同じように感じている方もいるので、今後アルゴリズムも変更される可能性もあるかと思います。
とはいえ、現時点ではこのベスト10がSEOにとって重要な要素であることを知っておくことは大切ですね。
このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。