さて、今回はコンテンツマーケティングにおける疾患啓発サイトの「新規性」をどう高めるかについて。
Googleは、ウェブサイトのコンテンツの評価に関して、
・Expertise 専門性
・Authoritativeness 権威性
・TrustWorthiness 信頼性
の3つを重視していることをアナンスしていました。
特に、健康や医療関連のコンテンツではそれが顕著です。
したがって、この傾向は大手製薬企業にとってはプラスであり、疾患啓発コンテンツでも上位表示を果たし、アクセスをたくさん集めているケースが増えています。
そして、最近ではこの3つに加えて
・Novelty 新規性
も評価対象として、アルゴリムに加えるようになってきたのです。
では、DTCマーケティングのための疾患啓発ウェブサイトで、新規性をどう高めれば良いでしょうか?
新規性とは、あるトピックスに関して既存の記事で満たされておらず、
他のウェブサイトでも取り上げられていないコンテンツです。
それをチェックする方法の1つが、「Googleトレンド」の利用です。
Googleトレンドとは、キーワードを入力すれば
それと関係あるサブテーマで検索数が増えている言葉を教えてくれる
便利な無料ツールです。
例えば、「便秘」で調べると、
・便秘薬 ランキング 即効性
・キウイフルーツ
・2分で便秘解消
が「関連キーワード」です。
そして
・里芋 サラダ
・高血圧ガイドライン 2019
・高血圧 薬 発がん性
が、「急上昇キーワード」です。
これらのキーワードが、現時点での熱いトピックスでニーズも高いことがわかります。
そのため、これらのキーワードを含むコンテンツやこのキーワードの意図を解説するコンテンツを作れば、新規性が高まって上位表示の可能性が高まるのです。
例えば、
「なぜキウイフルーツが便秘に良いの?成分と栄養素を解説!」
「高血圧の治療薬の発がん性のリスクとエビデンス」
などのタイトルで内容を正確に伝えれば良いのです。
最近、Googleでは新規性もコンテンツ評価の対象にしています。
1週間に1度程度は、Googleトレンドで自社の疾患啓発コンテンツの領域で
最新キーワードをチェックすることをオススメします。
そして、常にタイムリーな情報を追加することで上位表示の可能性が高まります。
このように、DTCマーケティングは一層、コンテンツへの注力が大切になってきたのです。
このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。