ユニバーサルサーチ強化と医薬品マーケティングへの影響

さて、今回は、最近、グーグルが強化している「ユニバーサルサーチ」を取り上げます。

ユニバーサルサーチ(Universal Search)とは、グーグルの検索画面で、
動画、画像、ニュース、ショッピング、地図、地域情報、学術論文など多様な種類のコンテンツが表示される機能です。

従来、ウェブコンテンツと言えば、「テキスト」が中心でした。

しかし、10年ほど前から、画像や動画をはじめコンテンツの種類が増えてきました。

そんな中、グーグルが2007年から、さまざまな種類のコンテンツを検索で表示できるような機能を実装しました。
これが、ユニバーサルサーチです。

その後も、画像や動画などのコンテンツが増え続け、検索ユーザーもテキストページよりもわかりやすい画像や動画を求める傾向が強くなってきました。

そんなユーザーニーズへ対応するために、グーグルは最近になって「ユニバーサルサーチ」の機能強化へ舵を切り始めたようです。

特に、スマートフォンなどのモバイルでその傾向が顕著なようです。

おそらく頻繁にグーグルで検索している方は、最近、検索結果画面に画像や動画が表示される傾向が増えていると感じているのではないでしょうか?

そんな中、まず必要なことは製薬企業の疾患啓発のウェブサイトでも動画や画像などのコンテンツを豊富に掲載することです。

つまりは、自社メディアやコンテンツのリッチ化の強化を図ることが大切な時代になってきたのです。

だから、同じ領域で疾患啓発を行っている他社や他業者のウェブサイトと比較した上で、それ以上に画像や動画を掲載することが必要なのです。

続いて、考えることは「自社サイトの画像や動画などを上位表示させるにはどうすれば良いか?」です。

次回は、このポイントについてお伝えします。

このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。