さて、今回のテーマは「バーチャルYouTuber」です。
突然ですが、「キズナアイ」をご存知でしょうか?
2016年12月1日に投稿した
『【自己紹介】はじめまして!キズナアイです』
で登場したキャラクターで、バーチャルYouTuberの元祖と言われています。
https://www.youtube.com/channel/UC4YaOt1yT-ZeyB0OmxHgolA
2017年12月にYouTubeのチャンネル登録者が100万人を超え、
2018年7月現在では200万人を突破しています。
また、BS放送で冠番組を持っていたり、訪日観光大使にも抜てきされるなど、芸能人顔負けの人気者となっています。
キズナアイの爆発的な人気に追従して、次々と「バーチャルYouTuber」が増え、今では市民権を得たのです。
従来、YouTuberと言えば、YouTubeを使って自己表現やエンターテインなどを行う「人」のことでした。
バーチャルYouTuberとは、インターネット上だけに存在する、主にYouTube上で動画等の配信活動を行う架空のキャラクター群のことです。
これは、クリエイターが動画の最新技術を用いて、アニメキャラなどの
「中の人」を演じながら動画配信を行っています。
だから、前面に出るのは2Dや3DCGなどのアバターです。
今では、そんなバーチャルYouTuberが3000名程度いるそうです。
そうした状況の中、グリーが4月にバーチャルYouTuber事業に特化した
「Wright Flyer Live Entertainment」を設立し、話題となっています。
アニメの要素の強いバーチャルYouTuberは、
2兆円の市場規模を誇る日本のアニメ市場との相性の良さから、
大きなビジネスチャンスとして捉えられているようです。
バーチャルYouTuber専門プロダクションとして、新しい才能の発掘・育成に
力を入れていくとのことです。
YoutubeのようなSNSの拡大とともに、新たな職業である「バーチャルYouTuber」や「YouTuber」が生まれていることからも「電子的現実世界」と「物理的現実世界」の融合がどんどん進んでいることがわかります。
今後、医療や医薬品マーケティングの情報提供でも
バーチャルYouTuberが活躍する時代がくるかもしれませんね。
SNSやITの進化は、バーチャルYouTuberなどを生み出し、
マーケティングの方法論にも変化をもたらしています。
医薬品マーケティングでも、常に変化を見据えた活動が必要ですね。
このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。