今回も、前回に引き続きYouTubeがテーマ。
YouTubeで大切な「関連動画対策」の4つ目のパート2で、最終回です。
そのポイントは、次の4つでした。
1)動画説明欄の適切な記述
2)タグ設定を適切に行う
3)再生リストをうまく活用する
4)アノテーション機能の活用
前回は、アノテーション機能を代替する機能としてカード機能をご紹介しました。今回は、「終了画面機能」をご紹介します。
終了画面機能は、動画終了時にだけ表示できる機能です。
カード機能は、動画再生中にいつでも表示できましたが、終了画面機能が使えるのは動画終了時だけです。
終了画面機能では動画終了前5~20秒の間に他の動画やサイトに誘導できます。
できることは、次の4つです。
- 他の動画または再生リストへの誘導
- チャンネル登録への誘導
- 他のチャンネルへの誘導
- 関連ウェブサイトへのリンク
終了画面はインポートができることが大きなメリットです。
動画終了時の誘導が1つのパターンなら、一度、終了画面を作れば、設定をコピーすることができるので、いつでも利用することが可能です。
また、終了画面を活用する際の注意点は次の4つです。
- 動画の長さは25秒以上
動画の長さが25秒以上ないと終了画面機能が使えません。
通常の動画ならこの秒数は越えますが、CM動画のような短い動画では終了画面機能が使えないのです。
- ユーザーの行動の促進
ユーザーにクリックを促すための簡潔でわかりやすい文章を加えることも大切です。
- 報酬による誘導はNG
YouTubeのガイドラインでは、何らかの報酬と引き換えで視聴者に行動を促すことは禁止されています。
景品、プレゼント、金銭などの引換はNGなのです。
- 動画視聴体験の邪魔にならない
カード機能も同じでしたが、終了画面が動画視聴体験の邪魔になったり、いやな感情を残さないような配慮が大切です。
疾患啓発動画は相互に関連性のあるものも多いので、終了画面機能で他の疾患啓発動画の視聴回数アップが期待できます。
ここで、関連動画対策を改めて整理すると、次の4つになります。
1)動画説明欄の適切な記述
2)タグ設定を適切に行う
3)再生リストをうまく活用する
4)カード機能・終了画面機能の活用
上記4つの対策を地道に行うことで、動画視聴回数アップの可能性が高まります。
今回までで、YouTubeで大切な「関連動画対策」を一通りご紹介しました。
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ぜひ、医薬品マーケティングでもYouTubeを活用した動画への取り組みを検討してはいかがでしょうか?
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